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ひとつぶくん ~やながわ水産有限会社~

2009年10月26日 更新

やながわ水産有限会社/柳川 政憲 社長
江田島の牡蠣は日本一

同社は、昭和53年10月に創業。

江田島市の能美島という恵まれた漁場で代々牡蠣の養殖を行っています。代表者である柳川政憲氏は牡蠣一筋で、牡蠣への愛情と“誰にも負けない”という意気込みは人一倍強く、牡蠣の養殖技術の向上と、付加価値を高める生産に日々取組んでいます。広島の特産として冬牡蠣の全国シェアは高く、なかでも江田島のむき身牡蠣は日本一の生産量を誇っています。

島内の同業者は現在約80軒、販売価格の低迷や従業員の高齢化などで牡蠣業界全体が厳しい状況の中、同社は、江田島市、江能11漁協、地区内の漁業青年部と一体となり水産物の販売促進及び水産業の振興に努めています。

江田島の牡蠣は日本一
夏の牡蠣は食べられない?

一般的には、牡蠣は英語の月名にRが付かない月には、食べないほうがいいと言われています。それは、5月May・6月June・7月July・8月August、は牡蠣の産卵の時期で、産卵後の牡蠣は身が痩せ味も著しく悪くなるからです。

広島牡蠣の出荷期間も通常10月1日から5 月末までの8ヵ月で、残り4ヵ月は出荷できません。しかしながら近年、夏牡蠣の需要が高まってきていることから、同社も地元生産者や広島県、江田島市と共に夏でも食べられる牡蠣の試験養殖に取組みました。広島牡蠣「かき小町」の品質改良とこだわりの養殖方法で、平成17 年の夏に「ひとつぶくん」を開発し、平成18年の夏から夏牡蠣として出荷を始めました。夏牡蠣の出荷期間は6月1日から9月1日の3ヵ月間ですが、これにより一年を通して牡蠣は食べられるようになりました。

ひとつぶくん

「ひとつぶくん」は、夏場に産卵期を迎える通常の牡蠣とは異なり、産卵をさせないようにすることで、夏でも身痩せすることがありません。稚貝を一粒ずつ養殖かごの中で育成するため、形が揃い、殻も身も大きく通常の牡蠣の2倍以上に成長します。うまみ成分と一緒になると濃厚な味を醸し出すグリコーゲンも通常の牡蠣より3~4倍多く含まれています。「ひとつぶくん」二粒でタウリン1000mg以上含まれており、夏バテで食欲がない時におすすめです。

一粒ずつ養殖かごで育成
一粒ずつ養殖かごで育成
大きく粒のそろった「ひとつぶくん」
大きく粒のそろった「ひとつぶくん」
これからの夢

最近はネット販売での売上が増加してきています。夏に岩牡蠣があるように、江田島に夏牡蠣があることをインターネットを通じて全国の皆さんに知っていただきたいですね。そして、「ひとつぶくん」を、広島牡蠣のブランドにしたいと考えています。

これからも、『牡蠣づくりに妥協なし』の信念で、一粒一粒丹精こめた育成に取組み、皆さんに感動していただけるような牡蠣づくりを目指します。

柳川 政憲 社長
柳川 政憲 社長

今回は、江田島市能美町のやながわ水産有限会社(柳川 政憲 社長)様にお伺いしました。
インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。
やながわ水産有限会社様のご連絡先とご住所は、下記の通りです。

やながわ水産有限会社 様
住所 〒737-2303
広島県江田島市能美町高田505-14
電話番号 0823-45-3656