2009年10月26日 更新
同社は、農林水産省が農業の新たな担い手の育成を推進している農業外企業参入促進事業の参入企業で、イチゴの生産をしています。地元建設業者2社の共同出資により、江田島市の農業外企業参入の先駆けとして、平成14年4月に設立しました。
沖美町は、能美島の西部に位置し、温暖で日当たりがよいことから、菊・スイートピーなどの切り花やみかん・野菜の生産が盛んな地域です。しかしながら、この地域においても生産者の高齢化により、休耕地となっている農地も少なくありません。そこで休耕地を有効利用し、雇用を促進することで地域の活性化につながればと、農業ビジネスに参入しました。
当地は、日照時間が長く特に朝日がよくあたり、イチゴの栽培には最適な環境が整っています。

イチゴの栽培は、露地栽培とハウスによる促成栽培があります。それぞれ収穫の時期と期間が異なり、露地栽培の収穫時期は5~6月、ハウスによる促成栽培の収穫時期は11月から翌年6月までとなっています。
同社は、栽培槽を利用した高設栽培方式によるハウス栽培を行っています。栽培槽が腰の高さにあるため、腰を伸ばした楽な姿勢で作業することができます。また、栽培槽に温水パイプを通すことで温度管理もし易くなっています。
受粉はハウス内にミツバチを放して行っています。ミツバチはクリーンな環境の中でしか生きられないことから、農薬を極力使用せず、無農薬に近い状態での栽培に努めています。
同社では、主に「レッドパール」という品種のイチゴを栽培しています。「レッドパール」は、「アイベリー」と「とよのか」を交配したイチゴで、たまご形をした果皮、果肉ともに鮮やかな赤色が特徴です。また、芯まで甘く、糖度・酸味のバランスのよいイチゴです。
イチゴを通して、沖美町をもっと知っていただきたいですね。
近年、夏場のイチゴの需要が伸びていますが、ほとんどが輸入でまかなわれています。そこで同社では、夏イチゴを栽培し安心な国産イチゴを夏に提供していきたいと考えています。また、地域の休耕地を有効利用し、イチゴだけでなくマンゴーやブルーベリーなどの果実栽培を広げることで、地域の活性化につながればと考えています。

今回は、江田島市沖美町の沖美ベジタ有限会社(空久保 秀樹 社長)様にお伺いしました。
インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。
沖美ベジタ有限会社様のご連絡先とご住所は、下記の通りです。
| 住所 | 〒737-2312 広島県江田島市沖美町畑1248-2 |
|---|---|
| 電話番号 | 0823-49-1115 |