2009年10月26日 更新
同社は、昭和22年に創業、筆製品全般の金具製造・メッキ加工・研磨加工を行っています。なかでも、メッキ加工による筆金具の製造は県内では当社と他1社のみで特殊性が高く、海外の著名メーカー(ホルベイン)などにOEM供給している神戸市の企業(画筆製造)からの受注に応じています。
また近年では、長年培った精密パイプ成形や表面処理(メッキ)技術に加え、研磨加工を中心としたネットワークを確立したことにより、パーツメーカーに最適加工方法の選定や補材・資材の提供など具体的な提案を行い、加工素材の用途・性質に応じて要求される様々な加工形状や表面処理を可能としました。
![]() 自動ニッケルメッキ装置 |
![]() スェージング装置 |
同社の井川専務は、技術開発の研究心旺盛で、日々事業化技術の開発に努めておられます。
昨今の原燃料の高騰で企業がコストアップに苦しむ中、なんとかコストを抑えることはできないものかと研究を重ねた末、このたび「水30%+灯油( A重油)70%」で燃焼するエマルジョン燃料製造装置の開発に成功されました。
スピリットウェーブシステムという独自の触媒技術を用い、燃料の動粘性を低下させる機能水を添加することにより、エマルジョン燃料を作り出す燃料製造装置です。
この装置は水の混合による熱量の低下もなく、燃料費を節減する経済的メリットがあります。さらに昨今、環境問題とされている燃焼排ガス中のCO2 等の発生を抑えることができる、まさに環境にやさしいエコ製品です。
油に水を混ぜようとしても分離してしまいますが、界面活性剤を加えると水と混ざり合い油と水が均一に混ざった状態になります。この状態をエマルジョン(乳化)と言います。脂肪分と水分が均一に混ざり合った牛乳やバターは、まさにエマルジョン(乳化)です。
「わが社は、トータルな要素加工技術で“物”の表面品質を高め、常にお客さまの信頼に応えることを目指しています。平成20年8月、高度熟練技能者として認定を受けました。これからもお客様のニーズに的確に応えるため、より専門的に、より高品質なステンレス製品の事業化技術の開発に努めます。また、“ものづくり”で社会に貢献し、地域の活性化のために新たな価値の創造を提供していきます」と熱く語っておられました。

今回は、呉市広多賀谷の株式会社井川製作所(井川 文夫 専務)様にお伺いしました。
インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。
株式会社井川製作所様のご連絡先とご住所は、下記の通りです。
| 住所 | 〒737-0134 広島県呉市広多賀谷3丁目5-18 |
|---|---|
| 電話番号 | 0823-73-7272 |