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釉薬 ~福島釉薬株式会社~

2009年10月26日 更新

福島釉薬株式会社/寺本 武志 社長
伝統の製法にこだわって

同社は明治11年、東広島市西条町で瓦や土管の釉薬製造業として創業。

創業以来130年、「釉薬のもととなる粒子には人工的なものは使わずに、天日の下で時間をかけてじっくりと乾燥させる」という、自然の力を使った伝統の製法にこだわり、現在も100種類以上の釉薬を製造しています。

創業当時から、中国地方以西で釉薬を製造しているところは数少なく、島根県(石見地方)の石州瓦にも同社の釉薬が使われていました。

昭和13年、現在地に工場をかまえてからは陶芸用原材料の製造・販売を手がけ、萩焼・有田焼・薩摩焼等の窯元に粘土・釉薬を販売するようになりました。なかでも、萩焼で使っている釉薬のほとんどは、同社の製品と言っても過言ではありません。

近年では、陶芸用原材料の製造・販売に加え、インターネットでの陶芸用品の販売も始めました。また、本格的に陶芸をやってみたい方のために、電動ろくろ・電気窯などの自宅工房設備機器の販売や、陶芸教室用の設備機器の販売も行っています。

福島釉薬株式会社
「釉薬」って何?

釉薬(ゆうやく)とは、焼物でさまざまな色を出す「うわぐすり」のことです。

備前焼のように釉薬をかけずに素地の味わいを生かした焼き締め陶造りもありますが、ほとんどの陶磁器には、釉薬が使われています。施釉(釉薬をかけること)は装飾的な意味だけでなく、焼物の強度を保つという実用的な働きもあります。釉薬は焼くことによりガラス質になるため、焼物の表面が焼き固められ、耐久性が増し、吸水性もおさえられるので長持ちします。また、表面も滑らかになるので、使いやすくなります。釉薬の主な材料は石粉、木灰、わら灰などですが、その他にさまざまな色を出すため、鉄、銅、コバルトなどの金属も調合します。

電動ろくろ・マイコン付電気窯
これからの夢

「当社はこれからも、世界で唯一われわれにしか造りだせない技術・製法で、趣味で陶芸をされる方からプロの陶芸家の方までの、さまざまな要望にお応えできる製品を提供していきます。

また、これから陶芸を始めてみたいと思っておられる私と同年代(団塊の世代)の皆さんの夢を実現させてあげたいですね」と熱く語っておられました。

寺本 武志 社長
寺本 武志 社長

今回は、呉市安浦町の福島釉薬株式会社(寺本 武志 社長)様にお伺いしました。
インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。
福島釉薬株式会社様のご連絡先とご住所は、下記の通りです。

福島釉薬株式会社 様
住所 〒737-2519
広島県呉市安浦町内海南5丁目2-37
電話番号 0823-84-2033
Fax番号 0823-84-6912