印刷ページを表示
地域とともに

“くれしん”のことをもっと知っていただくために。

レッツゴー! ボクらの街の探検隊

非破壊探査 ~ウムヴェルト株式会社~

2010年05月20日 更新

ウムヴェルト株式会社/平賀 勝秀 専務
よりよい環境づくりを目指します

社名のウムヴェルトとはドイツ語で環境を意味しています。同社は、人と自然とのよりよい環境づくりと地域社会に貢献できる企業を目指しています。

創業は昭和57年12月、代取の平賀勝氏が石油精製プラントや火力発電所の設計に従事していた経験を活かし、仁方でプラント設計事務所を立ち上げました。その後測量の仕事を手がけ、現在では測量や公共土木設計に加え、地質調査、ビオトープ環境設計調査、非破壊探査を行っています。

統括事務所
統括事務所
非破壊探査

非破壊探査とは、建造物を壊さずその内部にあるものの位置や損傷、劣化の状況を調べる検査のことで、主にコンクリート中の空洞や鉄筋、地下埋設管の検査に使われています。

同社では、鉄筋探査用地下レーダーシステムを導入し、外見からはわからない内部の状態(構造物強度の確保や手抜き工事)を早期に発見することで被害発生の未然防止に努めています。また、埋設物(配管・ケーブル・電線等)の位置確認により作業の安全性を高めています。

地中検査
地中検査
コンクリートコアを採取せずに圧縮強度を測定

コンクリートの強度測定については、従来、簡易的な測定器具を使用しての測定や、テストピースによる圧縮強度試験、また直接コアを抜きコンクリート採取による圧縮強度試験などを行っていました。しかしながら、コンクリートを傷めたり、非定量性に問題があることから、国土交通省が平成21年度より新設コンクリート構造物の強度測定を義務付け、橋梁などの重要構造物から一般公共事業に、衝撃弾性波(表面2点法)・ボス供試体を使用したコンクリート強度測定を採用しています。同社も、衝撃弾性波(表面2点法)・ボス供試体を使用した新しい強度測定で工事の品質向上をサポートしています。

シュミットハンマー(従来コンクリート強度試験)
シュミットハンマー
(従来コンクリート強度試験)
衝撃弾性波(表面2点法)・ボス供試体

衝撃弾性波(表面2点法)とは、2つの振動センサーを組み込んだ振動検出器をコンクリートの表面に接触させ、その近傍をハンマーで打撃して発生させる弾性波のことで、この弾性波速度と圧縮強度により強度を推定する方法を表面2点方による圧縮強度推定法と言います。

ボス供試体とは、構造体コンクリートと同時に成形してできた直方体の供試体を割り取ったもので コンクリート構造物の内部を損傷させることなく容易に供試体の採取が でき、供試体採取後の補修などの問題を解消することができます。また 採取後のボス供試体は、成形を必要としないため手間をかけることなく、コンクリート構造物の圧縮強度試験・耐久性試験を実施することができます。

衝撃弾性波(表面2点法)
衝撃弾性波(表面2点法)
ボス供試体による圧縮強度試験
ボス供試体による圧縮強度試験
これからの夢

「非破壊探査は建造物を壊すことなく、自然環境に配慮した人と自然にやさしい技術です。当社は、これからもよりよい環境づくりを目指しアグレッシブにチャレンジしていきます。また、新しい技術の提案や提供をしていくことで、安心で安全なまちづくりに貢献していきます。」…と熱く語っておられました。

平賀 勝秀 専務
平賀 勝秀 専務

今回は、呉市阿賀南8丁目のウムヴェルト株式会社(平賀 勝秀 専務)様にお伺いしました。
インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。
ウムヴェルト株式会社様のご連絡先とご住所は、下記の通りです。

ウムヴェルト株式会社 様
住所 〒737-0004
広島県呉市阿賀南8丁目1-7
電話番号 0823-76-5855
Fax番号 0823-76-5856