キャリアアップ

キャリアアップ

仕事でのステップアップは
人間的にもあなたを大きく成長させます!

さまざまなジャンルの仕事があるため、やっと慣れたと思ったら、まったく知らないジャンルの部署に異動ということはよくあります。けっしてラクではありませんが、その未知なる仕事が人間的な成長につながります。

キャリアデザイン1
本店営業部 営業1課 次長
久保 由里恵

1年目

くれしんに入庫する。

入庫1年目より、3店舗を経験し、預金業務の後方事務や受付(テラー)を担当しました。規律の厳しい銀行業務に従事することで、社会常識やマナー、仕事の厳しさ、自立すること(お金を稼ぐことの大変さ)を学びました。日々勉強と失敗の毎日でしたが、先輩や上司に恵まれ、職場でのチームワークの大切さを実感しました。また、組織の一員として役割が発揮できたとき、そして何よりお客様から信頼され、感謝されることへの喜びがモチベーションとなり、自身の成長に繋がったと思います。

7年目

1年間の育児休業を取得。

当時は、子育てをしながら働いている先輩職員が少数で、不安もありましたが、仕事が好きだったことと夫から「育児休業で一年休みを取得するのだから、復帰して最低でも一年間は続けるように」とのアドバイスがあったため、自分なりに覚悟を持って職場復帰の道を選択しました。休業中には、パソコン教室に通ったり(ほぼ身に付きませんでしたが・・)保育園のリサーチや育児サロンに参加したりと、自分自身のリフレッシュと子供とふれあうことを目一杯楽しむことができた一年間でした。

8年目

職場復帰後、預金業務だけでなく融資業務にも挑戦。

育休復帰後は本店営業部に配属されました。子供の病気の呼び出し等で周囲に負担をかけてしまうこともありましたが、職場の方々の理解と家族のサポートで両立することができました。預金担当としての業務に加え、中堅職員として顧客との折衝、特殊事務への対応、他部署との連携、後輩育成等の経験を積みました。また、異動の機会に自ら希望を出し、融資受付担当として情報の活用方法やニーズの発掘等、お客様との取引深耕に繋がるセールスを学ぶことができました。

14年目

荒神支店で預金担当役席となる。

子供が小学生になるタイミングで、一般職から役席に昇進しました。なんとか時間のやりくりをして学校行事に参加する等本当に忙しい日々を過ごしていました。今までは自分自身が頑張れば仕事の成果や評価が得られていましたが、実務リーダーとして、部下の能力を引き出し、チームワークを作って全員で目標達成する必要があることを学びました。目標を達成した時の充実感や喜び、また部下の成長をサポートすることで、自分自身も成長できていると感じました。

17年目

本店営業部で支店長代理となる。

管理職の補佐として、営業推進管理、検証業務および事務統括、人材育成を行いました。組織の円滑な業務遂行に貢献できるような行動が身に付きました。担当業務の量と質の高さゆえに苦労は絶えなかったですが、育児を理由に仕事をおろそかにはしたくないという意地もありました。「もうだめだ、限界だ。」と思うと、いつも必ず周囲にいる誰かがサポートしてくれ、感謝の気持ちが絶えることはありませんでした。

21年目

本通支店で支店長となる。

まだ適齢期ではないと思っていた自分の名前が、支店長候補欄に載っていることに非常にビックリしました。「支店長」という大きなチャレンジ、勇気のいる決断を前に、自分には能力や経験値が不足しているのではないかと深く悩み、ためらいました。しかし、当時の支店長からの勧めや夫の「がんばれ」という言葉、部下からの応援に背中を押され、昇進面接を受験し、支店長に就任しました。マネジメントの難しさは感じますが、やりがいや達成感、心に残る経験を多く経験できています。

久保 由里恵

本通支店 支店長
久保 由里恵

支店長になって変わったこと

肩書がつき、制服を着用していないため、お客様は「長」として自分を見ます。地域のお客様に信頼され、支持され、当庫を利用していただくためにはどうすればよいのか、今求められている金融機関の役割とは何かを日々考えながら仕事に臨んでいます。様々な質問や相談が寄せられる中、自分自身で判断、決断していくためには、視野を広く持ち、常にアンテナを張って多くのことを吸収し、スピーディーな対応を心掛けています。

これから就職活動をする学生へのメッセージ

私は生まれ育った「呉」に恩返しができ、人とのつながりが持て、感謝される仕事をしたいという気持ちがありました。また、県外転勤もなく、地元に密着した企業であり、ワーキングママをサポートするための制度が充実しているため、女性が長く勤め続けることができることも魅力です。長い人生を俯瞰しながら、仕事を含めた人生を楽しんでいけると良いですね。頑張ってください。

キャリアデザイン2
西条支店 支店長
慶徳 正志

2年目

配属先:焼山支店で地区担当者となる。

初めての地区担当で、当初は、お客様に感謝されるサービスの提供もできず、実績も上がらず、支店に貢献できませんでしたが、目の前の仕事を我武者羅に取り組むことで、お客様にも熱意を感じていただけるようになりました。初めて住宅ローンを実行したお客様とは、現在でも定期的に連絡を取り合う関係が続いており、営業の遣り甲斐を経験しました。

7年目

配属先:倉橋支店で企業担当者となる。(係長に昇進)

これまでは個人中心のお客様から、法人営業へと担当業務がかわり、プレッシャーと能力不足を痛感しました。
配属後、6ヶ月程度は、知識不足・不慣れであった業務から、お客様と友好的な信頼構築までには至らず大変苦労しましたが、顧客志向・前義後利の思考力を継続して実践することで、結果的にお客様から信頼を得ることもできましたし、業績部門でも表彰も受けることもできました。

10年目

配属先:広中央支店に異動となる。

広中央支店法人営業1課で、企業担当者として配属。地元大手企業も担当させていただき、非常にプレッシャーもありました。加えて、リーマンショックも重なり、世界経済全体が低迷時期を迎え、担当企業の業況も低迷期を迎えました。お客様に、厳しいことを伝えなければならないことも多々あり、お客様から、「これまで、そのようなことを言われたことはない」などの厳しいお言葉もたくさんいただきましたが、自身の強みである、責任感の強いところ・負けず嫌いなところを武器に、1社、1社誠心誠意対応することに徹しました。
その結果、お客様の信頼と・業績は裏切らないということを経験させていただきました。

13年目

配属先:熊野支店で地区担当役席となる。(課長に昇格)

熊野支店が新店舗移転する時期と重なり、非常に多忙な日々を過ごしましたが、新店舗オープン初日には700名以上のお客様が来店され、1年以上前から精力的にローラー活動を実施した成果が表れ、店舗職員全員で喜びを共有できたことは、非常に思い出に残る経験をさせていただきました。
また、営業推進責任者として、部下を持ち、部下に目を配り、部下のモチベーションをアップさせ、目標達成に向かって考動し、目標達成した時に、全員で喜びを共有する快感を経験させていただきました。

18年目

配属先:安芸支店で支店長となる。

広島地区の支店は、初めてで、まずは、くれしんを知っていただくこと、取引シェアを増加させることに重点を置き、地区担当役席として熊野支店で学んだモチベーションアップを所属部署のみならず、常に店舗全体に目を配り、マネジメントについて学ばせていただきました。
その後、平成29年4月より、安芸支店にて支店長として、お客様・部下に支えられ日々邁進しています。

慶徳 正志

西条支店 支店長
慶徳 正志

キャリアを積んでいく中でこころがけてきたこと

・謙虚な姿勢を忘れず、真面目に、誠実に、愚直に働くことを心がけてきました。
・目の前の仕事に追われるのではなく、1年後、3年後、5年後をイメージして日々の仕事に取り組んできました。
・自身の働いている職場・仕事を好きになることに心がけています。(好きこそものの上手なれ)
・顧客満足度向上と高い目標達成の両立を図るための努力は惜しみませんでした。

これから就職活動をする学生へのメッセージ

・目まぐるしく社会環境・経済環境が変化する時代に、生き残れる組織は、先入観にとらわれることなく、その変化に柔軟に対応できる組織です。そのためには、当庫をはじめ、企業は皆さんのような若い方の意見や力が必要です。
今後、就職活動で様々な企業や人と出会う中で、自分に合う企業が必ず見つかると思います。決して妥協することなく、熱意をもって自己アピールしてください。